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「住宅FCへの加盟」VS「自社での商品開発」のポイントと選択基準

「住宅FCへの加盟」VS「自社での商品開発」のポイントと選択基準

なぜいま住宅フランチャイズが見直されているのか?

なぜ今住宅フランチャイズ熱が高まっているのでしょうか?その背景には「分かりやすい商品」が集客とブランディングに直結するという現実があります。ではまずその理由についてお伝えしていきます。

一つは消費者が家づくりを考え始めたときの行動の変化が考えられます。

以前はどんな会社なのか?どんな家づくりを得意としているのか?どんなデザインや特徴があるのか?などあまり調べず、チラシを見て近くで暇だったり、検討しているエリアで見学会などがあればとりあえず参加してみるという行動をしていました。

一方でスマホが普及し、デジタルネイティブと言われるインターネットを使いこなすゆとり世代の家族の行動は一変しました。とにかくスマホで検索してホームページで施工事例をよく見て、どんな家づくりをしているのか?自分たちが欲しい家が建てられそうか?をしっかり比較検討するようになりました。

 

現在インターネット上ではすぐに膨大な商品を確認することができます。さらに比較情報サイトと呼ばれるまとめページが存在するくらい、比較することが当たり前の世の中になりました。あなたも価格.comや最安値.comといった価格の比較サイトを使ったことがあると思います。

先ほど価格.comや最安値.comの名前を出しましたが、検索して比較検討するためには「商品」が必要です。

工務店の商品は住宅なのですが「要望に合わせてどんな家でもつくれます。価格は要望次第です。」というのは商品ではありません。デザインや材料、価格や購入までの流れが決まっているものが商品です。

消費者はいくつかのサイトを見て、自分の好みや条件に合った「商品」(住宅)を建てている会社に行きます。この「商品」を提供するのが住宅フランチャイズなのです。

より魅力的で、集客力があり、売りやすく、利益が出る「商品」をつくるには、消費者からは見えない部分も重要です。たとえば、営業ツールや帳票類、打合せのルールやトークスクリプト。設計や発注のルール、業者への支払いや施工マニュアルなど多岐にわたりますよね。

これらすべてを自社でおこなえる工務店は多くありません。だからこそ30歳前後のゆとり世代のニーズに合った住宅フランチャイズへの注目が高まりを見せているわけです。

 

 

自社で商品開発を成功させるポイントとは?

一方で自社の文化や方向性にぴったりの住宅フランチャイズが見つからず、自社で商品開発に取り組む工務店も増えてきています。弊社でも複数の商品開発プロジェクト支援が並行して動いています。

自分たちで好きなように商品をつくるのは一見魅力的に見えます。しかし前章でお伝えした通り、やるべきことが多くて非常に大変なことも事実です。

そして一番難しいのが「売れる商品」に仕上げることです。まず魅力的で好きな人が多い外観や間取りをつくり、求められる仕様と設備を兼ね備えつつ、競争力のある価格を設定する。

ここまでは普段の業務と同じ作業なので意外に上手くできる工務店が多かったりします。しかしほとんどの工務店がせっかく開発した商品を魅力的に見せるところでつまづいてしまいます。

 

具体的にはロゴマークやネーミング、チラシやホームページです。つまりマーケティングとブランディングの領域です。せっかく開発した商品も、魅せ方を間違うとまったく集客できず売れない商品になってしまいます。

住宅フランチャイズはこの辺りに強みを発揮します。

 

まとめ

今回は「商品」を持つことの重要性と、売れる商品開発を軸に「住宅フランチャイズ」と「自社開発」について考えてきました。これからの時代は「商品」を打ち出すことが必須になります。

もしあなたの会社が商品開発を考えている場合、自社ですべてを開発するか?住宅フランチャイズを上手く活用したほうが良いのか?自社の状況や強みを考えて選択してください。

そしてこれから打ち出す商品が会社のブランディングに直結するので、ぜひ慎重に、でも大胆に取り組んでください。

 

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気になるサービスを比較検討したら、資料請求・お問い合わせから実際に話を聞いて、自社の経営に役立てる情報を少しでも多くキャッチしましょう。

 

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