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2024.5.09 木
選ばれる工務店ホームページにするためにおさえておきたいこと
そのホームページ、見つけてもらえてますか?
「ホームページ、アクセス数がイマイチ…」
「デザインがいいだけじゃなくて、ちゃんと集客できるサイトにしたいなあ」
という声を工務店さんからよく伺います。
一方で、家を建てたい人たちは、
「自分の夢の家を実現したい!」
「信頼できる工務店を見つけたい!」
と思っているんです。
でも、地域の工務店のサイトが目立たなくて見つかりにくいのが現実。
そこで今回は、地元の皆さんが簡単にあなたのホームページを見つけられるような、そして選ばれるような集客力のあるサイトの作り方についてまとめました。
お客様が選びたくなる工務店ホームページの特徴
お客さんの心を掴んで、自社を選んでもらうには、求めている情報をしっかりとシンプルに提供することがカギ。
「え、それくらい?」って思うかもしれませんが、実はこれがなかなか難しいんですよね。自分たちがアピールしたいことと、お客さんが欲しい情報がズレてることって、よくある話です。
たとえば、あなたの工務店が何十年も前から地域に根ざして、丁寧な家づくりをしていることに自信を持っているとします。でも、家を建てたい人は初めてで、何をどう聞いていいのかもわからない。
とりあえず
「予算はどれくらい?どんな家が建つの?」
っていう基本的な情報が欲しいわけです。
そんなとき、お客さんが真っ先にチェックするのが「施工実績」や「建築実例」ですよね。
施工実績はたっぷり見せましょう
施工実績をなるべくたくさん、最低でも10件以上掲載するといいですね。内観だけでなく外観の写真もあると、イメージが湧きやすくなります。少ないと「何か隠してるのかな?」と不安に思われがちです。
写真はクオリティ重視で
たくさんの施工例を見せるには、写真もたっぷり必要。ここはプロに頼んで、美しい写真をたくさん撮ってもらいましょう。SNSにも活用できますよ。
OB顧客のストーリーを紹介
建てた人の声って、すごく説得力があります。5件程度はOB顧客のインタビューを掲載して、どんなに楽しい家づくりができるのかを伝えましょう。
知りたい情報は惜しみなく出そう
「詳しくは直接会って」と思ってると、情報が少ないと感じたお客さんは足が遠のくかもしれません。ネットで情報を得てから動く人が多いので、ブログやFAQでしっかり情報を出しましょう。
資料請求は簡単に
パンフレットや資料は、ホームページから簡単に請求できるようにしておくと、お客さんの利便性がぐんと上がります。
SNSもフル活用
SNSをうまく使ってホームページへの誘導を。お互いにリンクさせておけば、SEO対策にもつながりますよ。
もっと集客力の高い工務店ホームページにしたいなら、知っておきたいこと
工務店のホームページを活用して集客力を向上させるためには、次の要点を押さえた制作が必要です。
目的の具体化
ホームページの制作またはリニューアルにあたっては、目的をはっきりさせることが第一歩です。例えば、以下のような目的が考えられます。
- 「アクセス数を現状の3倍に増やすことが成約率向上につながる」
- 「スマートフォンのユーザビリティを向上させ、直帰率の低減を目指す」
- 「デザインを一新し、採用活動への効果を高めたい」
お客様の様々な要望に応じて、ホームページの制作やリニューアルの真の目的を明確にすることが重要です。
ホームページの制作またはリニューアルは大きく5つの目的があります。
集客
多くの工務店さんが直面している課題の一つに、集客力の向上があります。従来の集客手法であるチラシやポスティングの効果が低下している中、ホームページを活用して新規見込み客を獲得したいと考える声が増えています。SNSのフォロワーや登録者数を増やし、オンライン集客とオフライン集客を連動させることで、効果的な集客を目指す工務店が増えています。
認知度の向上
集客を効果的に行うためには、地域内での知名度向上が重要です。野立看板のように、自社の名前やブランドを地域に浸透させるためには、ホームページが有効です。将来家を建てたいと考える人が、自社を見つけやすくするためには、社名やブランドだけでなく、家づくりに関連するキーワードで検索エンジンに上位表示されるよう、SEO対策を行うことが必要です。
ブランディング
OB顧客や潜在顧客、社員やその家族、取引先、地域社会など、さまざまな関係者から信頼と愛着を得て、自社のファンになってもらうためには、ホームページでの情報発信が重要です。
採用
自社の採用活動を効果的に進めるためにも、ホームページは重要です。地元で就職活動をしている人は、必ずホームページをチェックしてから応募しますので、専用ページを設けるのも一つの方法です。また、社員からの紹介によるリファラル採用にも役立つコミュニケーションツールとなります。
ターゲットの鮮明化
次に、ターゲットをはっきりさせるために、「ペルソナ」を作ります。ペルソナとは、自分たちの商品やサービスを利用してほしい理想のお客様のイメージのことです。
ペルソナを設定する目的は、ホームページのデザインやコンテンツ、使いやすさを、お客様が好むスタイルに合わせて仕上げることです。こうすることで、お客様に興味を持ってもらい、集客効果を高めることができます。
ペルソナの設定方法はいくつかありますが、一般的には1人または複数のパターンのイメージを設定していきます。年齢や性別、職業、収入、趣味、ライフスタイルなどの属性情報や、好みや嫌いなものなどの感性的な情報を設定することで、お客様にとって魅力的なホームページを作ることができます。
自社の得意なデザインや技術を好んでくれる人、過去に利用してくれた顧客のタイプ、今後獲得したい新規顧客のイメージを考えると良いでしょう。ペルソナを設定する方法には決まりはないので、インターネットで他社の事例を検索してみるのも良いアイデアです。
これまでにお客様と接してきた経験があるスタッフであれば、具体的なターゲットのイメージを作りやすく、お客様の心に響く表現方法も見えてくるはずです。
差別化ポイントを見極める
ターゲットとするお客様に、どのような差別化ポイントをアピールすればいいか考えます。
その際に大切なのは、自社の本当の強みを見極めることです。自社がPRしたいことと、お客様が求めている情報にはしばしばギャップがあります。たとえば、自社が地域密着をアピールしたいと考えて地域性を強調していたとしても、お客様は実際にどんなデザインの家がいくらで建てられるか知りたいと思っています。
「自社の強み」と「お客様のニーズ」をどうマッチさせるか、という視点が重要です。
企業は環境適応業とも言われます。社会環境の不確実性が高まる中で、住宅市場も変化し、お客様の考え方も変わってきています。
現在の自社の強みは何か。さらには、5年後、10年後にどのような企業でありたいか。
そのために、どのような「新たな強み」を身につけるべきか。
こうした視点も、ホームページのコンテンツを考える上で重要です。
ホームページで現在の自社の強みを伝えるのは最低限のことです。その強みが未来のお客様に求められるかどうか。求められるなら、その強みに魅力を感じるお客様がホームページを訪れて、ファンになってくれるでしょう。
もし強みがお客様が求めるものとずれているなら、お客様が本当に欲しいものを提供できるようにするために、どうすればいいのか。これが、商品企画や営業戦略の視点が必要とされる理由です。そのため、自社のコーポレートサイトの制作責任者は経営者と言われるわけです。
ファン育成できる動的コンテンツ
工務店のホームページで大事なのは、施工実績やお客様の声など、お客様が見て知りたい情報です。
そして、ブログも重要です。例えば、現在進行中の工事の様子をリアルに紹介するブログや、スタッフの日常や専門知識を伝えるブログ、新しい顧客を引き寄せるためのコラム記事などがあります。
工事現場を紹介するブログでは、作業の過程だけでなく、家づくりの楽しさや現場ならではの難しさを伝えられます。
スタッフブログでは、営業や設計、施工など各担当者の仕事を通じて、お客様とのつながりや工務店の雰囲気を知ることができます。
コラム記事では、家づくりに関する不安や基礎知識、自社の強みなどを解説して、お客様に安心感を与える情報を提供できます。これらの記事を継続的に投稿することで、検索エンジンからの評価も高まり、SEO対策にもなります。
回遊しやすいホームページの動線設計
これらのコンテンツを整理して、見込み客の発掘につなげるための動線を考えます。
まずは、お客様が欲しい情報を優先的に提供し、その後に自社のメッセージを伝える流れが大事です。
たとえば、
- この工務店はどんな予算でどんな家が建てられるのか知りたい → 施工実績ページ
- 実際に家を建てた人はどんな感想を持っているか知りたい → お客様の声やブログ
- 工務店の特徴は何か知りたい → 設計や工法、性能、デザインなどに関するブログ
- 担当スタッフについて知りたい → スタッフ紹介やブログ
- 信頼できる会社かどうか知りたい → 会社案内ページ
といった構成が考えられます。
これらを、どんなデザインのトップページから、どのような流れで見せるか、ストレスなく閲覧しながら資料請求や問い合わせにつなげるかを考えます。
未来のお客様が、シンプルに問い合わせに行ける流れがいいのか、それとも回遊してもっと多くの情報を知れる流れがいいのか、複数の案を比較検討しながら、最適なナビゲーションを導き出します。
まとめ
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