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2023.10.25 水
住宅FC加入の失敗例3選!注意すべきポイントもご紹介
小さな工務店でもフランチャイズに加盟することで、全国展開をしている大手の住宅フランチャイズ本部の商品やノウハウを使用することができ、売上アップを見込めることが可能です。
しかし、住宅フランチャイズに加盟することはよいことばかりではありません。時には失敗してしまうケースもあります。
今回は「住宅FC加入の失敗例」と「住宅FCを加入する前に気を付けるポイント」をそれぞれ3つずつご紹介いたします。
住宅FC加入の失敗例 3選!
①収益に関する資金繰りが甘かった
住宅フランチャイズに加盟するとまず、加盟金料や保証金(初期費用)がかかります。
さらにシステムの使用費やロイヤリティなど運用費用がかかります。
トータルの費用が売上・粗利よりも低くなってしまうと営業を続けられなくなってしまう、最悪の場合は倒産してしまう可能性も出てきます。
②契約内容などによる住宅フランチャイズ本部とのトラブル
加盟店と住宅フランチャイズ本部の間で、トラブルが起きてしまう可能性は十分あります。
例えば、
・加盟店が販売方法にルールや規則があるにも関わらず、そのやり方で販売していなかった
・加盟店がロイヤリティの支払いについてきちんと把握していなかった
・規定に基づく解約をしようとしなかった
などです。
③自社に合わない住宅フランチャイズを選んでしまう
自社で建てる住宅と加盟する住宅フランチャイズの住宅商品に大幅な差異が出てしまうとうまくいかない可能性があります。
例えば、
・自社で建てる家はローコスト住宅(1,000~1,500万円)が多いのに3,000万以上の住宅フランチャイズに加盟する
・自由設計がコンセプトの工務店なのに、住宅商品の柔軟性が低かった
などがあげられます。
住宅FCを加入する前に気を付ける3つのポイント
ランニングコストの想定をする
住宅フランチャイズに加盟する前に加盟する期間を想定して総額いくらになるのか、売り上げがどのくらい見込めるのかなどを見積もることが重要です。
住宅フランチャイズに加盟することにより、下記のような費用が発生します。
・初期費用
初期費用は、加盟金や保証金のことを指します。
300~500万円程度が相場と言われています。
・運営費用(システム料など)
運営に必要な情報の管理や本部との連絡手段として使用するシステムの費用が発生する場合があります。
その他、営業に必要な販促物の購入なども運用費用に含まれます。
・ロイヤリティ
住宅フランチャイズ本部によってロイヤリティの支払い方は変わってきます。月々(年額)で定額の金額を支払う場合や売上の数パーセントを払う場合があります。
・解約費用
住宅フランチャイズ本部によって加盟店を辞めるときに費用がかかる場合があります。
「住宅フランチャイズに加盟するのに必要な資金・相場について」
をご紹介しておりますので、併せてご覧ください。
自社に合った住宅フランチャイズ本部を探す
自社のコンセプトや特徴に近い住宅フランチャイズに加盟しましょう。
例えば、
・高性能住宅を建てている工務店であれば、ZEHに対応している商品を取り扱っている住宅フランチャイズに加盟する
・デザイン性の高い家を建てているのであれば、組み合わせがたくさんある商品を取り扱っている住宅フランチャイズに加盟する
など、住宅の特徴だけではなく住宅販売価格も見ていくとよいでしょう。
徹底的にリサーチする
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